2018年9月15日土曜日

6809基板と6802基板を一体化して

6809/6802両用基板を作りました


6809基板と6802基板が完成したので、これらを二段重ねして電源コードとシリアル端子2個を差し替えて使用していました。


上が6802基板、下が6809基板


しかし、これは結構面倒ですし、プロフィールに書きましたように、元々は6802と6809を切り替えられるようにした自作コンピュータを最近まで使用していましたので、6809と6802をスイッチで切り替えて使える両用基板を製作することにしました。
できたのがこれです。


6809/6802両用基板の第1作

今までのようなFusionPCBの10㎝×10㎝の格安基板にはとても収まらず、15cm×13㎝の大きさになりました。(基板だけでなく送料も高かった...)

間違いがありますが、とりあえず修正前の回路図を載せておきます。
(修正後のものは修正基板と一緒に載せます)

修正前の回路図(間違いあり)


動いていた自作コンピュータの回路を元にしたのですが、改良(?)した部分がまずかったのか6809と6802の切り替えがうまくいかず、あれこれと変更してようやく動作するようになりました。しかし...

基板裏の修正の様子

こんなに修正する必要がありました。また、ゲートICも一つ不要となってしまいました。

これで、スイッチで6809と6802を選択してリセットボタンを押すとモニタも連動して切り替わりますので、随分と使いやすくなりました。

さらに改良・追加基板を製作


拡張コネクタも用意しましたし、HD63B40も追加したのでASSIST09のトレースコマンドも使えるようになり、これでOKとしても良かったのですが、せっかくIC1個分のスペースが空きましたし、これにPIA(6821)を載せればシングルボードコンピュータとしては完成形になるのにと思えてきたので、もう一度基板を製作することにしました。
10㎝×10㎝基板2枚に分割できないかと試みたのですが、片方だけでも動作するようにはとてもできず、結局同じサイズの基板になりました。(現在発注中...)

(独り言:ゲートICにはソケットを使わない主義なので、この基板でもゲートICは直付けです。新しい基板が完成したら、この基板は不要になってしまう...勿体ない...さらに同じ基板がまだ4枚もある...ああ勿体ない...)



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