2026年9月15日火曜日

FT-245高速通信カードにRTCモジュールを搭載

 FT-245高速通信カードにRTCモジュールを搭載してしまいました


RTCモジュール(ZS-042)を6809のアセンブラによるI2Cでコントロールできたので、調子に乗っていくつかのカードに搭載してきましたが、その第4作です。
第1作:RTC+SDカード(FM-7/77版)
第2作:RTC+68B50通信カード(FM-7/77版、FM-11版)
第3作:RTC+8251A通信カード(FM-7/77版)
第4作:RTC+FT245高速通信カード(FM-7/77版)・・・本カード

製作の動機としては、F-Basicはともかく、Flex9やOS-9では起動時に時刻設定が必須なので、その面倒を避けるためには時刻機能が必要ということと、FM-7系は拡張カード用のスロットが少ないので装着するカードの枚数を減らす必要があるということがあります。

特に私の常用機であるFM77AV40SXには32Pスロットが一つしかないので、どうしても合体カードが必要でした。

これが作成したカードです


RTC_FT245カード

裏面です

その裏面


一枚のサイズに収めるために、いつものようにいくつかのゲートICをGALに置き換えています。

その回路図を示します。

回路図


実は上記のカードは2枚目の製作品で、1枚目は下図のもので、これを実際にFM77AV40SXに装着して使用しています。


第1作のカード


SXに装着の様子


画像を見ても違いが分からないのではと思いますが、実はPIA(6821)のランクが異なっています。第1作は動作速度が1MHzの6821で第2作は2MHzの68B21のものを使用しています。

回路自体は2MHzを前提にしていますので1MHzバージョンでは動作しないはずなのですが、実際には動作する6821があります。個体差があるようで、同じHD6821でも動作するものとしないものがありました。


実際にFM77AV40SXに装着して起動した画面を示します。


OS-9起動画面


Flex9起動画面


上記の2つのOSではStartupファイルにRTCから日付・時刻を読み出してOSにセットするドライバRtcSet2を組み込んでありますので、起動時にセットされています。

また、下記の画像はF-Basicでの例ですが、このように起動後にRtc_Set2を起動して直接セットすることもできます。

F-Basicでの例



ドライバソフトとしてRtcRd2、RtcWr2、RtcSet2の3つをOSそれぞれについて作成してあります。

F-Basic用           RTC_RD2, RTC_WR2, RTC_SET2
OS-9用                RtcRd2, RtcWr2, RtcSet2
Flex9用               RTC_RD2.CMD, RTC_WR2.CMD, RTC_SET2.CMD

いずれもFM-7/77だけでなくFM-11でも動作することを確認してあります。
(FM-11対応にする際には「Retro PC Gallery」のはせりんさまにアドバイスをいただきました。ありがとうございました。)

なお、FT245高速通信部のドライバは今までに公開しているものがそのまま使えます。

これらのドライバソフトは、別途公開する予定です。