2019年9月26日木曜日

RS232Cカードに関するちょっとした工夫

より使い易いようにRS232Cカードの使い方の工夫をしました


8月16日や9月25日のブログの画像で分かりますように、RS232Cカードの先にはD-Sub 9ピンコネクタがつながり、その先にストレート接続をクロス(リバース?)接続に変換する変換回路があり、最後はシリアルーUSB変換ケーブルでWindows機に接続されています。

もう少しすっきりさせたいということで、次のように考えました。
1.シリアルーUSB変換ケーブルではなく、普通に出回っているTTL-USB変換ケーブルを用いる。
2.RS232Cカードの出力を最初からクロス接続にする。

1.については、そもそもRS232Cに変換するのではなく、8251Aの入出力をそのまま取り出せばよいのですから、基板上のADM232を取り去って、代わりに画像のようなジャンパ基板をソケットに装着します。


ICの代わりにジャンパー


2.については、現在のRS232Cカードにストレート/クロス切替機能を追加した基板を製作中ですが、現在のRS232Cカードの場合にはケーブルで工夫することになります。
ということで、画像のようなケーブルを製作しました。


TTLクロス出力のケーブル



これで、比較的高価なシリアルーUSB変換ケーブルを使うことなく、低価格のTTLーUSB変換ケーブルが使えますので、見た目もすっきりです。


これだけでOK!すっきり



私はヤフオクでの3~400円程度のものを使用していますが不都合はありません。また、5V仕様だけでなく、3.3V仕様のものでも同じように使えています。
(蛇足ですが、3.3V仕様と言いながらVCCに5Vが出ているものもあるようで、私はこれでPICのICを破壊してしまいました。(泣))

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