2019年10月26日土曜日

FM-7/77用RS-232Cカードの改良版

FM-7/77用RS-232Cカードの改良版を作りました


8月16日のブログでYSFLIGHT.COMさんの回路図を使わせてもらったRS-232Cカードの製作記を載せましたが、一個所ミスがあったのと、ストレートとクロス(リバース)接続を選択できるようにしたいと考えて、改良版を製作しました。
回路図を示します。

RS-232 Ver1.1

製作した基板です。

左:初版、右:改良版

ジャンパ―ピンで、ストレートとクロス(リバース)を切り替えることができます。


今回はミスなし


YSFLIGHT.COMさんの名前入りです



38400baudでの動作


YSFLIGHT.COMさんのブログでは、Intelの8251Aでは19200baudまでだが、C-MOSの82C51Aでは38400baudで動作すると記されていました。
私のところでは、IntelのP8251A('77年製)ではOKで、TOSHIBAのチップではダメでした。
YSFLIGHT.COMさんによれば、OKIの互換チップでは38400baud動作を保証しているということでしたのでebayで購入してみました。2業者から購入しましたら、刻印はMSM82C51A-2RSとM82C51A-2と異なっていましたが、どちらも確かに38400baudで動作しました。

私は9月26日のブログに書きましたように、シリアル変換のADM232を外してジャンパー線で82C51Aの端子をコネクタに直結して、TTL-USB変換ケーブルを介してパソコンのUSB端子に接続して使用しています。

改めてYSFLIGHT.COMさんに感謝いたします。


2 件のコメント:

  1. お世話になっております、秋田です。

    自分はLinuxの「GTKterm」を使って動作確認しましたけどUSB変換ではFT232を使いました。
    「GTKterm」 ←→ FT232(自分の所有品はどうも模造品) ←→ (TTLレベルで)8251に直結

    「GTKterm」は RTS/CTS と言う制御らいいので結線は GND、RXD、TXD だけでは足りず
    RTS、CTS(市販のUSB変換基板はRTS、CTSのどちらかのピンがないようです)も必要でした。
    なので自分の所有するFT232ではCTSとして上段の写真のように基板にピンを半田付けしました。
    https://imgur.com/a/lwVxk7g

    因みに dmesg で FTDI232 は ttyUSB0 でした。その他は改良型RS232基板と合せ通信しました。

    おかげ様で「GTKterm」も習得できましたし eagle から KiCAD の移行も着実に進んでいます。
    (机上の整理されてない部分は、お見逃し下さい)

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  2. 秋田さま コメントありがとうございます。
    画像拝見しました。いかにも実験スペースらしいですね。羨ましい。
    出回っているTTL-USB変換基板はArduino向けのものが多いせいか、ArduinoにリセットをかけるためにCTSではなくDTRが出ているものが多いようですね。
    私が使用しているものは、ヤフオクで「TTL USB」で検索すると出てくるTTL-232R-3V3という、ケーブルと6ピン端子が付いているものですが、そのまま使えました。
    Linuxでもこの基板が動作するという確認をしていただきましてありがとうございます。

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