6502基板を新たに製作し、W65C816をネイティブモードで動作させてみました
首を長くして待っていた基板がようやく届きました。
6502/65816基板 |
回路図 |
完成したボード |
基板ですがいつものようにポカがあり、LEDのアノードマークのAがカソード側に表示されていましたが、その他には特に不具合もなくあっさりと動作しました。
画像では、前回のドータボードで動作していたCPU, モニタROM, BASICROMをそのまま装着していますが、これで動作しています。
このLEDはピン35のE出力に接続してありW65C816がネイティブモードに入った時に点灯するようにしてあるのですが、リセット後にWozモニタで下記のようなコードを実行することで、ネイティブモードとエミュレーションモードを切り替えることができるようです。
モード切り替えコード |
モード切り替え実行の様子 |
1000番地から実行すると画像のようにLEDが点灯し、1008番地から実行すると消灯することからモードの切り替えはできているようですが、6502については使用経験が全くないので、これ以上のことは今のところ私には分かりません。
LEDが点灯しています |
6800や6809を長く使い続けてきた私の感覚では、6800ですら使いにくいCPUですのに、さらにレジスタも少ない6502ではプログラムを制作しようという気には全くなれませんが、大昔とはいえ、6502でAppleIIを創り上げたウォズニアックさんやVisiCalcのような実用ソフトを制作した方々には本当に頭が下がります。今は開発環境としてはとても恵まれていると思いますが、それに見合った結果が出せているのかと思うと...
65816なら6502よりもプログラムを作りやすいのではないかと思いますので、しばらくはこのボードでW65C816のプログラミングの練習をしてみようかと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿