プログラムを手直しするとともに基板を製作してみました
今までは、以前別の用途に使用していたPIC24FJ64GB002の基板を流用していましたので、ATmega168の基板と2枚組になってしまって使いにくかったので、とりあえず手配線ですが基板を製作してみました。また、特に意味はありませんがATmega168をATmega88に交換してあります。それなりにコンパクトになりましたが、RJ-9コネクタのついたケーブルは非常にハンダ付けしにくいので、この部分にはRJ-9のメスコネクタが必要な感じです。
回路図を示します。電源はRJ-9コネクタを通してFM77AVから得ていますが5Vですので、ATmega88にはそのまま供給し、PIC24FJ64GB002には3.3Vに変換したものを供給しています。また、この中のプログラム書き込み用の端子は実装してありません。
プログラムですが、キーボードからの入力を処理するPIC側は前回報告したもののままですが、スキャンコードを変換してFM77AVに送るATmega88側は手直しをすることによって、PS/2キーボード変換器と同様な動作になりました。
そのプログラムを示します。
以上で、USBキーボードをFM77AVで使うという目標が一応達成できたわけですが、PS/2キーボード変換器の場合はATtiny85の1個だけで実現できたのと比べて、いかにもスマートではありませんので、何とかPICの1個で済ませるか、あるいは2個になるにしてももう少し安価でコンパクトなICで済ませられればと思います。
ということで、UART機能のあるコンパクトなAtmelがあればと考えて、Pickit4とSnapを購入する際にATtiny804も購入してみましたが、これが使えれば結構コンパクトになりそうです。一方、PICの方はUSBホスト機能を持つ安価でピン数の少ないものをまだ見つけていません...
蛇足ですが、最近の新しいAtmelのチップはPickit4やSnapでボードに装着したまま書き込みができるので便利です。(今回使用したATmega88や168も書き込めました。)
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