アプリケーションでのFT245カードの使い方を紹介します
[4月18日追加] 末尾に「FT245カードの簡単な使用法」のダウンロード先を追加しました。
「思い付きハードでソフトに七転八倒」さんが開発されたFM-7/77用の高速通信カードFT245カードをアプリケーションで使用する場合に、通信元と通信先の両方の対応の方法を紹介します。
FM-7/77に装着されたFT245カードからのWindows側への送信は通常のRS232Cでの通信と同様に1バイト単位で送信されますが、Windows側からFT245カードへの送信は1バイトのデータをb7の1ビットとb6~b0の7ビットに分けて2回で送信されますので、それに合わせてFM-7/77側、Windows側の送受信ルーチンを対応させる必要があります。
FT245カード |
FM-7/77側:
従来のRS232Cの送受信ルーチンRCVCH, SNDCHを次のプログラムに置き換えます。RCVCHは2回受信して1バイトを構成しています。
Windows等のアプリケーション側:
例としてVisualC++でのFormプログラムを示します。
受信用の関数 serialPort1->Read()には変更がありませんが、送信用の関数serialPort1->Write()は次の serial_Write()関数で置き換えます。
これだけの変更で、従来のRS232Cを使用したアプリケーションがFT245を使用した高速通信に置き換えることができます。
私はこれをWindows上の仮想ドライブ構築ソフトCpmDrvWin.exeやFbasDrvWin.exeなどに適用して快適に使用しています。
[4月18日追加] 「FT245カードの簡単な使用法」をOneDriveにアップしました。
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