2DDドライブ用ステップ信号2倍化回路を2台のFDDが接続できるように改良しました
2020年7月29日の「2DDドライブ用ステップ2倍化回路のその後」で紹介しましたステップ2倍化回路ですが、ドライブ毎にそれぞれ2倍化基板が必要となるのは煩雑なので、1枚の基板でドライブ2台を制御できるように改良しました。
最初は単純に2回路を1枚の基板に収めたものを製作して使用してみましたが、これは如何にも大きすぎて、扱いにくいものでした。
左:従来のもの 右:最初に製作した2回路版 |
そもそも、よく考えてみるとATtiny85が2個も必要なわけではありませんでした。ということで、回路を見直した結果、現在の基板と同じサイズに収めることができました。
その回路を示します。
FDD2台用回路 |
次に製作した2台用基板 |
右端の34PコネクタにFDCからのケーブルを、左端のコネクタとその隣の上向きのコネクタに2台のFDDへのケーブルを接続します。上下に出ている4PはFDD用の電源ケーブルです。
(FDD用のコネクタが左と上に向いているのは、当初、左向きのコネクタをメスにしてFDDに直接装着することでケーブルを省略できると考えていたからなのですが、それはそれで使いにくい面もあり、結局ケーブルで接続する形にしています。)
ドライブ番号は0~3から指定でき、それぞれStep信号2倍化回路を通すか通さないかを選択できますので、PC用の2DDのFDDのみでなくGOTEKや2Dのドライブも接続できます。
(GOTEKを使用する場合は、常に本体のドライブ番号はS0ではなくS1にセットしておきます。)
下画像はGOTEKをドライブ0に、PC用FDDをドライブ1に指定して、自作のFDCカードに接続した様子です。
使用中の様子 |
長いケーブルを使用したので、結構ゴチャゴチャに見えますね...
でも従来の基板と同じサイズのもので2台のFDDが制御できるようになったので、目的は達成できました。
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